日本政府と2023年秋開始の特例臨時接種におけるXBB対応新型コロナワクチン1000万回分追加供給を合意 ファイザー

 ファイザーは27日、新型コロナワクチン「コミナティ」について、日本政府と同社との間で20日にスタートした2023年秋開始の特例臨時接種向けに1000万回分を追加供給することで合意したと発表した。
 今回供給するのは、新型コロナウイルスのオミクロン株XBB.1.5系統のスパイクタンパク質をコードするmRNAを含む1価ワクチンで、ファイザーとビオンテック社が、今月1日に一分変更承認を取得したもの。日本政府とファーザーとの間では、本年7月にも秋冬接種に2000万回分を供給することで合意しており、今回の1000万回分が新たに追加された。
 コミナティは、ビオンテックが有するmRNAワクチン技術に基づき、ビオンテックとファイザーが共同開発している。ビオンテックは、コミナティ1価:起源株、2価起源株/オミクロン株BA.1、2価起源株/オミクロン株BA.4-5、および1価:オミクロン株XBB:1.5の米国、EU、英国およびその他の国における製造販売承認、ならびに米国およびその他の国における緊急使用許可または同等の許可等を有する。

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