野口医学研究所は、食後血糖の上昇を緩やかにする効果がある機能性表示食品「血糖クリア」を11日より全国の薬局・薬店、ドラッグストアで販売を開始した。同品は、野口サプリメントシリーズ「新健康活力製品」に新たに加わったもので、機能性関与成分(3粒あたり)は、サラシア由来サラシノール0.2㎎。販売価格は、90粒入りで2138円(税込)、摂取目安は1日3粒となっている。
日本では、糖尿病有病者と糖尿病予備軍の人数が合わせて約2251万人と言われている。糖尿病予備軍とは、空腹時の血糖値が100mg/dL以上、または食後2時間後の血糖値が140mg/dL以上で、糖尿病と診断される基準には達していない状態とはいえ数値が高めの人のことをいう。
糖尿病予備軍は、その段階で食習慣を含めた生活習慣を改めなければ容易に本当の「糖尿病」に移行してしまう。
血糖値は、食事や運動の影響を受け、1日の中で上昇と降下を繰り返している。健康な状態を保つためには、「血糖値が高い状態が続くこと」「血糖値が急上昇と急降下を繰り返すこと」この2つの状態を回避が重要だ。
これらの状態が続くと、血管へのダメージが大きくなるため、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中という疾患リスクが高くなる。食後はいくら気を付けていても血糖値は上昇するが、食事の仕方や健康食品で急上昇を抑えることは可能である。
「血糖クリア」には、機能性関与成分として「サラシア由来サラシノール」が含まれている。サラシノールは、食事由来の糖の分解と吸収を抑制することで食後血糖値の上昇を抑制する働きがある。加えて、糖が吸収された後の糖代謝をサポートするビタミンB群も配合している。
同製品は、一日の摂取目安量3粒にサラシノールを0.2㎎含有し、食後の血糖値の上昇を抑えたい方に向けて開発された。