アンジェスは9日、2023 年12月期第2四半期連結累計期間(2023 年1月1日から 2023 年6月 30 日)における、営業外収益及び営業外費用並びに特別損失を次の通り計上すると発表した。
1、営業外収益の計上
①為替差益
外国為替相場の変動により、主に米ドル建てによる外貨預金及び関係会社への外貨貸付金で評価替えを行ったことにより為替差益10億8977万1000円を計上した。
②補助金収入
同社と共同開発契約を締結しているカナダのバイオ医薬品企業であるVasomune Therapeuticsが、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を標的とする同社の主要な候補薬であるAV-001 の継続的な開発のため、カナダ政府及び米国国防総省より補助金を獲得し、当社開発費用の分担に応じて受領した補助金を補助金収入として7425万6000円計上した。
③受取利息
主に当社連結子会社であるEmendoBio.における銀行預金利息の受取により、受取利息を767万4000円計上した。
④投資事業組合運用益
同社が出資している投資事業有限責任組合の投資運用益発生により投資事業組合運用益を651万1000円計上した。
2、営業外費用の計上
新株予約権の行使に伴う登録免許税および証券代行手数料の発生等により、株式交付費を777万0000円計上した。
3、 特別損失の計上
同社が保有する投資有価証券について、簿価に比べて時価が著しく下落したため、減損処理による投資有価証券評価損111万7000円を計上した。