武田薬品は19日、エンタイビオ皮下注について、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)を効能・効果として発売したと発表した。
同剤は、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の維持療法としての有効性および安全性を評価した国際共同P3試験であるMLN0002SC-3027試験およびMLN0002SC-3030試験を基に、本年3月27日に製造販売承認を取得した。
◆谷垣任優武田薬品ジャパンファーマビジネスユニット消化器疾患事業部長のコメント
エンタイビオ皮下注の発売により、維持期においては皮下投与と点滴静注の2通りの投与が可能となり、患者さん個々にとって最適な投与方法を選択できるようになる。これまで以上に多くの患者さんに貢献できることを大変うれしく思う。