肺がん情報サイト「肺がんとともに生きる」をリニューアル アストラゼネカ

 アストラゼネカは、肺がん治療に役立つ情報を提供するウェブサイト「肺がんとともに生きる」(https://www.haigan-tomoni.jp/)を患者視点で情報がより見やすく、知りたい情報を検索しやすいようリニューアルした。
肺がんは、日本人の男女ともに部位別のがん死亡数でもっとも多く、年間約 12 万人が診断を受けている。近年の肺がん治療は、急速に高度化・個別化が進んでおり、患者が自身の状況や治療を正しく理解し、主治医との話し合いの上で納得できる治療を選ぶことの重要性が高まっている。
 また、療養期間が長くなる中で、がんと向き合いながら自分らしい生活を送るための情報も必要とされている。
 アストラゼネカは、肺がん患者とその家族をはじめとする一般の人々を対象に、疾患や治療、早期発見、転移、子どもを望む人が注意すべきことや患者の体験談といった、患者に寄り添った情報を提供するサイト「肺がんとともに生きる」を運営しており、その月間訪問者数は約15万人となっている。
 リニューアルされた「肺がんとともに生きる」は、患者さんが基本情報(「肺がんとは」「検査・診断」「治療の方法」「緩和ケア」)や、いま置かれている状況(「肺がんと診断された人」「肺がんの疑いがある人」「治療中の人」「家族」)、知っておくと役に立つ情報(「肺と体」「心」「仕事」「食」「情報収集」「仲間との出会い」)、みんなの体験談などの選択肢から、適切な情報を探しやすい構成となっている。
 患者が置かれた状況別の情報提供に加えて、体験談は 250のストーリーが掲載され、「肺がんになっても一人ではない」、「肺がんとともに生きている人の存在」を知ることができる患者に寄り添った情報提供となっている。
 また、家族をはじめ、周りの人たちにもSNSを通じてサイト内の情報が共有しやすくなった。
「肺がんとともに生きる」使いやすさのポイントや情報コンテンツの特色は、次の通り。

【使いやすさのポイント】
 すでに何を知りたいのかが分かっている人だけでなく、何から調べて良いかわからない人でも、必要な情報にきちんとたどり着けるよう2つの検索方法でより簡単に見つけられるようになった。

・自分のほしい情報がどこにあるのか一目でわかる設計
・患者さんの置かれている状況から情報を探すことができる
・心や生活の面を含め、患者さんとそのご家族に寄り添った情報を提供

【情報コンテンツの特色】

 肺がん患者さんやそのご家族などに役立つ情報をお届けするウェブサイト「肺がんとともに生
きる」は、5 つの項目から構成されている。治療に関するコンテンツは、専門家の監修のもとで作成し、掲載している。
① 基本情報から確認する
② いまの状況から情報を探す
③ 知っておきたいお役立ち情報
④ みんなの体験談
⑤ 知ってもらいたい肺がんのこと

 アストラゼネカは、「患者さんを第一に考える」を企業バリューの一つとして、患者を中心とした治療支援等の推進に取り組んでいる。情報サイト「肺がんとともに生きる」を通じて、患者さんの納得したがん治療とその人らしい生活をサポートすべく、これからも分かりやすく確かな情報発信に努めていく。

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