塩野義製薬は21日、同社統合報告書2022がWICI ジャパンの主催する「WICI ジャパン 統合リポート・アウォード 2022」において、Silver Award（優良企業賞）を受賞したと発表した。
Silver Awardは、統合報告書としての重要な内容要素が十分に織り込まれ、完成度が高く、また財務・非財務の情報が十分に記載されており、他の企業の統合報告の範となりうる企業に贈られるもの。
塩野義製薬統合報告書 2022では、ステークホルダーに対して次の1～3の内容を中心に同社グループの活動内容を提供するため、記載事項のさらなる進化を図っている。こうした点が今回の受賞につながったものと考えられる。
１、中期経営計画STS2030で掲げるHaaS（Healthcare as a Service、医薬品提供だけでなく顧客ニーズに応じた様々なヘルスケアサービス提供）企業へのTransformationをいかに実現しようとしているのか、価値創造の仕組みを当社グループの重要課題（マテリアリティ）ごとに取り上げ、これまでの進捗や残された課題について具体的な取り組みや関連指標を交えて記載
2、COVID-19パンデミック終息に向けた感染症のリーディングカンパニーとしての対応を詳述し、治療薬やワクチンなどの開発経緯を報告
3、将来起こりうる新興・再興感染症への備えや、感染症とならんで注力疾患領域である精神・神経疾患・疼痛の取り組み
