Lupin社に「ブロバナ」、「ゾペネックス」の米国販売権を譲渡 住友ファーマ

 住友ファーマは20日、米国子会社のサノビオン社が米国で販売している慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療剤「ブロバナ」および喘息治療剤「ゾペネックス HFA」の米国における販売権を Lupin社(本社:インド ムンバイ)に譲渡する契約を締結したと発表した。
 同契約に基づき、サノビオン社は Lupin 社より、「ブロバナ」および「ゾペネックスHFA」の譲渡対価として、7500万米ドル(約 112 億円)を受け取る。
 住友ファーマグループは、今回の販売権譲渡により、経営リソースを中長期的な成長分野に戦略的に再配分し、収益性の改善を図る。
 同社は、譲渡完了を条件として、2023 年 3 月期第 3 四半期連結業績において、譲渡対価をその他収益(コア内)として計上する予定で、2023年3月期業績予想に織り込んでいる。

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