“歯”が主役のアニメスタジオ制作3DCGアニメ『大切な歯科検診』編公開中　ナカニシ

　国内で製造した歯科医療向け機器を世界140カ国以上に向けて販売するナカニシ（栃木県）は、現在、“歯”を主役にしたアニメスタジオが贈る3DCGアニメ『大切な歯科検診』編を公開している。
　同社では、世界にむけた情報発信を目的に、“歯”を主役にしたアニメーションスタジオとして、本年春に、3DCGアニメーションスタジオ「NSK STUDIO」を発足した。
　NSK STUDIOが贈るのは、世界でも類を見ない“歯”を主役にしたアニメーション。「美しくかけがえのない歯と地球環境を大切にしたい」という想いのもと、世界中の人々が自分たちの歯、そして我々の地球を大切にするきっかけ作りを目的としている。歯科医師、歯科衛生士をはじめとする歯科医療の前線で活躍する人々への応援の想いを込めてアニメーションを制作している。

　アニメーションでは、世界のどこかにある“トゥースアイランド”のデンタルクリニックを舞台に、歯と会話ができるサクラ先生と様々な患者の“歯”の物語が繰り広げられる。
　国内はもちろん海外にも受け入れられやすい3DCGアニメーションの手法で制作し、これまで既に公開済みの『宣言』編、EP1『信頼の高精度』編に続き、8月22日にEP2『大切な歯科健診』編を配信している。11月には、EP3『KANUMAエコ・ファクトリー』編を世界に向けて配信開始する（URL：https://japan.nsk-dental.com/brand/nsk_studio/）。
　アニメーションの中に登場するのは、世界トップクラスの精度を誇るナカニシ製の歯科医療器具たち。環境に配慮した工場と確かな技術から生まれるナカニシの製品で、美しい歯と美しい地球を守っている。
　アニメの監督には、世界的映像クリエイターの牧野惇氏を起用。歯科医サクラ先生と、クリニックに訪れる個性的な患者、そして様々な問題を抱えた“歯”たちのストーリーを、独特の色彩と世界観でチャーミングに描いている。
　厚生労働省の調査によると成人の約7割が歯周病に罹患している。こうした中、過去1年以内に歯科健診を受けた人の割合は年々増加しており、10年前は30%程度であった受診率も現在は半数以上が受診するまでに増加している。
　最近では、国民皆歯科健診の導入も議論に挙がっており、歯科健診への注目度は高くなっている。2019年度の国民医療費統計によると、歯科診療医療費は約3兆150億円で、国民医療費全体（約44兆3895億円）の約6.8%を占めている。
　最近の研究では、心臓病や脳卒中などの病気との関係も研究され、歯周病対策は長寿の秘訣として考えれており、歯周病対策に取り組むことで国民の健康が守られるだけでなく、医療費の削減にもつながる可能性がある。このように歯科健診には、大きな可能性が秘められている。

◆牧野惇監督のコメント＞

　本プロジェクトのミッションは世界中の人々に「歯を大切にしよう！」と思っていただくこと。それを達成する楽しい世界観を考える上で最も意識したことは、「歯の世界」の見え方である。サクラ先生が口を覗くと、歯たちの生活している世界が広がる。それを人、ドラキュラ、サメとキャラクターごとに変えてデザインした。
　また、歯とお話ができるというサクラ先生の不思議な能力が自然と受け入れられるよう、ファンタジーの要素が詰まった動物たちを沢山デザインした。
　それぞれの面白い設定はナカニシのHPで公開しているのでぜひそちらもご覧いただきたいと思う。

◆ナカニシ社長中西英一氏のコメント
　我々ナカニシは、1930年の創業以来、時代をリードする「超高速回転技術」を追求しつづけ、歯科医療分野において革新的な製品を世に送り出してきた。
　現在では、世界140ヶ国以上で信頼のブランドとして愛用いただいており、今や歯科用回転機器分野においては、グローバルNo.1シェアを実現するまでになった。
　歯科医療業界への更なる貢献として、歯科医と患者さんのより良き関係構築をサポートさせていただきたいと考え、このNSK STUDIOという新たな取り組みを開始した。
　歯医者さんを怖がる人々がいる限り、歯の健康を通じた体の健康を守ることはできない。NSK STUDIOをご覧になった皆様が「歯を大切にしたい」「自分も歯のクリーニングに行こう」さらに、「環境を大事にしよう」と思っていただければこれに増す喜びはない。

◆公開中エピソード・公開予告