magrolimab FDAがMDSとAMLの臨床試験の部分的実施保留を解除 小野薬品

 小野薬品は13日、magrolimabとazacitidineの併用療法について、FDAがMDS(骨髄異形成症候群)およびAML(急性骨髄性白血病)を対象とした臨床試験の部分的な実施保留を解除したと発表した。FDAは、各試験における包括的な安全性データの評価に基づき、部分的な実施保留を解除した。
 同社がライセンス契約している米国ギリアド社が11日(現地時間)に公表したもの。今回の解除は、各試験における包括的な安全性データの評価結果に基づくもので、ギリアド社は、直ちに米国のピボタルな試験での患者登録を再開する。
 magrolimabは、開発中のファーストインクラスのCD47に対するモノクローナル抗体。マクロファージのSIRPα受容体によるCD47の認識を妨げることで、マクロファージによる貪食を避けるためにがん細胞が使う”don’t eat me”シグナルを遮断するよう設計されている。
 magrolimabは、骨髄異形成症候群(MDS)を含む複数の血液がんで開発されており、固形がんでも開発されている。日本では、小野薬品がONO-7913(開発コード)としてmagrolimabを開発している。
 小野薬品は、2019年7月に米国フォーティーセブン社(2020年4月にギリアド社の完全子会社となった)と、同社の抗CD47抗体である5F9(一般名:magrolimab)を日本、韓国、台湾およびASEAN諸国で独占的に開発および商業化するライセンス契約を締結している。
 

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