データとデジタル活用でビジネス課題を解決する学生インターンシッププログラム選出方法発表 武田薬品

 武田薬品は21日、データとデジタルの活用によるビジネス課題の解決に焦点を当てた学生インターンシッププログラム「タケダ・デジタル・アクセラレータプログラム」の始動と、対象者の選出方法を発表した。
 同プログラムは、先行して開始されているポーランドのウッチにある当社の拠点にて多くの応募を受け、既にビジネス・チャレンジの選考プロセスが進んでいる。今回、日本の学生を対象に、同社として、国内では初となる開催を決定した。
 国内の大学に在籍する学生を対象に広く希望者を募り、書類選考や面接を通して選出された12名がビジネス課題の解決(ビジネス・チャレンジ)に挑み、最終的に6名が選出され、夏季に開始予定の当社インターンシッププログラム(有給インターンシッププログラム)への参加資格を得るもの。
 ビジネス・チャレンジは、ファイナンスやデータ&デジタル活用の知識や英語力だけでなく、発想力・企画力や、多様性のあるチームで力を発揮するリーダーシップなどを求められる総合力を問うものであり、理系・文系を問わず幅広い専攻の学生を対象としている。
 ビジネス・チャレンジに取り組む期間中には、ビジネス・インテリジェンス(BI)ツールの活用やビジネス・プロセスの継続的な改善に関するトレーニングが提供され、人工知能(AI)や定型業務を自動化するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)を身につけることができるほか、メンター制度によるサポートも提供される。
 タケダ・デジタル・アクセラレータプログラムの概要は次の通り。

◆対象:国内の大学に在籍する学生 国籍は問わない
◆応募方法:2022年3月1日18時~19時に実施するオンライン説明会(英語での開催)に参加した上で、タケダグローバルキャリアサイトに掲載される募集要項に提示された締め切り日までに応募。(掲載予定: 2022年3月上旬)
 2022年3月上旬に別途開催予定のオンライン説明会(日本語での開催)に参加した上での応募も可能。オンライン説明会(英語での開催)およびオンライン説明会(日本語での開催)はどちらも同じ内容である。
◆選考方法:書類審査後に面接(オンラインを予定)を実施し、ビジネス・チャレンジに挑む12名を選出。グループで課題解決への議論を経てプレゼンテーションを実施し、最終選考でインターンシップに参加する6名を選出。
◆スケジュール:ビジネス・チャレンジは2022年5月(大型連休明け)から8週間を予定。
 有給インターンシッププログラムは2022年7月から最大12か月間継続を予定。

◆同プログラムの国内展開を統括する図師康剛タケダ ビジネス ソリューションズ ジャパンヘッドのコメント
 武田薬品は、企業理念に「データとデジタルの力で、イノベーションを起こす」を掲げ、経営層自らがデジタル技術の包括的な学習を進めるとともに、全従業員にもデジタル教育の機会を提供している。
 そして、タケダビジネスソリューションズが所属するグローバルファイナンスでは、社内横断的な自動化の迅速な普及や規模拡大により、効率化を推進しています。約80の国と地域で事業を展開する当社にとって、効果的かつシンプルで革新的なソリューションを提供することは大変重要である。
 社内の主要ステークホルダーをはじめ、タケダで働く従業員に、より理想的な働き方を実現してもらい、ひいては当社が一番大切にしている患者さんへの貢献に結び付けていくことを目指している。
 本プログラムを通じて、参加される学生の皆さんが当社の最新の取り組みを共に経験し、データとデジタルの活用のスキルとグローバルマインドを身に着け、ご自身のキャリア構築へと活かしてもらいたいと考えている。

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