大日本住友製薬は22日、医療関係者向けサイト(https://ds-pharma.jp/)に、デジタル技術を介した新たな情報提供として、オンライン会議システムを用いた 「iMR」(リモートの MR)による予約面談および新規オリジナルキャラクター「vMR」(バーチャルの MR)による動画コンテンツ配信を開始したと発表した。
同社は、これまで MRによる医療関係者への情報提供に加えて、Web 講演会などデジタル技術を介した情報提供に積極的に取り組んできたが、新たなコミュニケーションチャネルとして iMR および vMR を追加した。
昨今、MR の対面による医療関係者への情報提供活動は、新型コロナ感染症の影響によって困難となり、その状況は未だ完全には回復していない。大日本住友製薬は、Face to Face のコミュニケーションを引き続き重視しつつ、医療関係者の多様なニーズに柔軟に対応するため、今後もデジタル技術を積極的に活用し、医薬品の適正使用推進のための情報提供活動に努めていく。
iMR は、リモート専任 MR によるオンライン会議システムを用いた情報提供で、双方向の対話型コミュニケーションが可能。医療関係者向けサイト上に新規導入したチャットボット(PC、タブレット端末に対応済、スマートフォンでも対応予定)で事前に予約した日時に、リモート専任 MRが非定型抗精神病薬「ラツーダ」を中心とした精神科領域の製品に関する情報を提供する。
主な特長は、次の通り。
・好きな時間に場所を選ばず面談が可能診療時間の合間などに面談可能
医局や自宅など希望の場所で面談できる。予約受付時間:24時間365 日、利用時間:平日11:00~19:00
・一人一人のニーズに合わせた情報入手
スライドを見ながら知りたい情報を入手できる。MR資格のあるリモート専任 MR が対応する。
一方、vMRは、3人のオリジナルキャラクターが、同社の医療関係者向けサイトや外部提携サイトのコンテンツに登場する。vMR は、バーチャルのMRとして、同社製品、対象疾患または医療行政について説明する。今後、様々な製品、疾患領域において順次コンテンツの拡充を予定している。
主な特長
・親近感を感じながら情報入手
それぞれのキャラクターには年齢や性格、趣味などの細かな設定があり、表情や動きがあることで実際のMRが話しているような人の温かみも感じられる。
・情報入手の多様性に対応 都合に合わせて、いつでもどこでも、スマートフォンや PC などから視聴できる。