塩野義製薬は12日、同社がグラクソスミスクライン、ファイザーとともに資本参加するヴィーブ社が、1 日1 回投与のドルテグラビルとラミブジン配合抗エイズ薬ドバトのP3試験(TANGO試験)で好結果を達成したと発表した。
TANGO試験は、テノホビル・アラフェナミド・フマル酸塩(TAF)を含む 3剤以上の治療レジメンで6 ヵ月以上のウイルス抑制が確認されている成人HIV-1 感染患者のドバト切り替え群と、3剤併用療法継続群との比較対象試験。
48週時点のウイルス抑制維持非劣性の検証において、ドバト切り替え群が主要評価項目で良好な結果を得た。
同結果の詳細は、21日~24日にメキシコシティで開催される第10回国際エイズ学会HIV基礎研究・治療・予防会議(IAS2019)でヴィーブ社より発表される。
なお、同件が19年度の業績に与える影響は軽微としている。