株式会社KAC

食品の機能性成分を分子・細胞レベルで解析し、「食による病気の予防」を目指す 群馬大学大学院 食健康科学研究科・理工学府 教授 薩秀夫氏

腸管上皮細胞モデルなどを用いて、食品成分の作用を解析 群馬大学大学院教授の薩秀夫氏(食健康科学研究科・理工学府 理工学部・食品工学プログラム・食品機能学研究室)は、モデル細胞を用いた機能性食品成分の探索および解析研究を通じて、「食で病気を予...
研究・開発の窓

新たな遺伝子改変技術で長鎖ノックインマウスの高効率な作製に挑む 東京大学大学院農学生命科学研究科 助教 藤井渉氏

CRISPR/Cas9で世界に先駆けて受精卵から遺伝子改変マウスの系統作出を報告 東京大学大学院農学生命科学研究科の藤井渉助教(獣医学専攻・実験動物学研究室)は、ゲノム編集技術CRISPR/Cas9による受精卵を介した遺伝子改変マウス系統の...
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革新的組換えウイルス作製技術やモデル動物を駆使してプラス鎖RNAウイルスの生態を研究 九州大学 大学院医学研究院 准教授 田村友和氏

あらゆるプラス鎖RNAウイルスの人工合成を数カ月から1週間に短縮 ウイルスはその種類ごとに感染する生物(宿主)や組織が違い、病態も異なる。九州大学大学院医学研究院准教授の田村友和氏(ウイルス学分野)は、「ウイルスがどのように宿主特異性や組織...
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新たに確立した神経変性疾患モデルラットを用いて病態メカニズムを解明 大阪公立大学大学院 獣医学研究科 准教授 田中美有氏

自然発症の歩行異常ラットと出会い、発症原因を探る 大阪公立大学大学院准教授の田中美有氏(獣医学研究科獣医病理学)は、神経変性疾患の一つである神経軸索ジストロフィー(Neuroaxonal dystrophy; NAD)のモデルラットを確立し...
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転写因子も創薬標的にできる新たなモダリティ「PROTAC」研究を推進 国立医薬品食品衛生研究所 有機化学部部長 出水庸介氏

ユビキチン・プロテアソーム系を利用する創薬手法 近年、注目を集める新しい創薬モダリティの一つにPROTAC(Proteolysis-Targeting Chimera)がある。国立医薬品食品衛生研究所の出水庸介氏は2010年からPROTAC...