新薬情報

マントル細胞リンパ腫(MCL)治療におけるアンメットニーズとピルトブルチニブの有用性 丸山大氏(がん研究会 有明病院 血液腫瘍科部長)

MCLは血液がんの一種で、白血球のうちリンパ球ががん化する悪性リンパ種に分類される希少疾患である。MCLの標準治療は確立されておらず、各種臨床試験が進行中であり、共有結合型BTK阻害剤で治療後のその次の治療がアンメットニーズとなっている。そ...
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オプジーボによるがん免疫療法の登場で進行期がん患者にも新たな希望 小野薬品とブリストル・マイヤーズ スクイブ

オプジーボ国内承認10年契機に記者セミナー  小野薬品とブリストル・マイヤーズ スクイブは24日、東京都内で「免疫チェックポイント阻害薬(ICI)によるがん免疫療法のいまとこれから」をテーマにメディアセミナーを開催した。 同セミナーは、抗P...
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先天性心疾患術後の抗凝固療法における小児適応薬「イグザレルト」の役割 安河内聰氏(相澤病院臨床検査センター エコーセンター センター長 / 循環器内科顧問)

相澤病院臨床検査センターエコーセンター センター長/循環器内科顧問の安河内聰氏は、バイエル薬品プレスセミナーにおいて、「小児の血栓症予防に患者負担の少ない新たな選択肢―フォンタン手術後の血栓症予防の現状と課題―」をテーマに講演した。元日本小...
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SGLT2阻害薬「カナグルOD錠」への期待 門林宗男 (前兵庫医療大学薬学部教授・元兵庫医科大学病院薬剤部長)

研究開発型製薬企業として患者・医療従事者の様々なニーズに応えた製品を提供  「カナグル錠」(一般名:カナグリフロジン水和物錠)は、田辺三菱製薬が創製した日本オリジンのSGLT2阻害薬で、2014年9月、2型糖尿病治療薬として上市された。さら...
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ブレヤンジ 慢性リンパ性白血病P2試験で好結果 ブリストル マイヤーズ スクイブ

ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMS)は18日、ブレヤンジについて、再発または難治性の濾胞性リンパ腫(FL)を対象とした非盲検単群国際多施設共同P2試験(TRANSCEND FL 試験)において、セカンドライン治療を受けた高リスクの再発...