武田薬品は29日、スピード、競争力、将来の成長を加速に向けた組織体制の設置およびエグゼクティブ・リーダーシップチームの変更を4月1日付で実施すると発表した。主な変更点は次の通り。
【部門の新設】
◆インターナショナル ビジネス ユニット(IBU)
同部門は、米国以外のすべての市場を直接統括する。ジャパン ファーマ ビジネス ユニット(JPBU)に対しては、共通施策の実施や財務計画の管理を行い、これによりJPBUはこれまで以上にリソースを活用し、グローバルとの整合性が取りやすくなる。
宮柱明日香氏はJPBUプレジデントおよび日本カントリーヘッドとして、同社の中で2番目に大きな市場である日本のビジネスを統括する。IBUは、現プラズマ デライブド セラピーズ ビジネス ユニット(PDTBU) プレジデントのジャイルズ・プラットフォード氏が率いる。PDTBUの後任のプレジデントは、現在選任中。
◆ストラテジー&ポートフォリオ デベロップメント(SPD)
同部門は、疾患領域戦略とコーポレート戦略、ポートフォリオに関する意思決定、新製品企画、事業開発を統合し、連動性を向上させる。チーフ ストラテジー&ポートフォリオ デベロップメント オフィサー(CSPDO)は、現在選任中である。
◆トランスフォーメーション オフィス
AIのさらなる活用推進を含む変革を全社で連動させるため、トランスフォーメーション オフィスを新設する。同部門は、現チーフ HR オフィサー(CHRO)のローレン・デュプレイが率いる。現在、後任のCHROを選任中である。
【既存部門の変更】
◆グローバル サプライ&クオリティは、現グローバル クオリティ オフィサーであるエレイン・シャノン氏が率いる。
◆グローバル メディカルは、エグゼクティブチームの一つの機能を担う組織とし、引き続きチーフ メディカル オフィサーのオーニー・ファラジャラが率いる。
◆グローバル リーガル/エシックス&コンプライアンスは、現グローバル ジェネラル カウンセルのナタリー・ファーニーが率いる。
◆現在、グローバル コミュニケーションズ&ガバナンスのヘッドを選任中。
【2026年4月1日付のタケダ・エグゼクティブチームの構成】
クリストフ・ウェバー(代表取締役 社長 CEO)
ジュリー・キム(次期CEO)
天川晶子(CEOチーフ オブ スタッフ)
アンドリュー・プランプ(リサーチ&デベロップメント)
宮柱明日香(ジャパン ファーマ ビジネス ユニット)
オーニー・ファラジャラ(グローバル メディカル)
エレイン・シャノン(グローバル サプライ&クオリティ)
ガブリエレ・リッチ(グローバル データ・デジタル&テクノロジー)
ジャイルズ・プラットフォード(インターナショナル ビジネス ユニット)
ローレン・デュプレイ(トランスフォーメーション オフィス)
古田未来乃(グローバル ファイナンス)
ナタリー・ファーニー(グローバル リーガル/エシックス&コンプライアンス)
ロンダ・パチェコ(U.S. ビジネス ユニット)
テレサ・ビテッティ(グローバル オンコロジー ビジネス ユニット)
選任中(グローバル コミュニケーションズ&ガバナンス)
選任中(グローバルHR)
選任中(プラズマ デライブド セラピーズ ビジネス ユニット)
選任中(ストラテジー&ポートフォリオ デベロップメント)
◆ジュリー・キム武田薬品次期CEOのコメント
武田薬品は245年にわたり、強固な価値観と存在意義を支えとしながら、高まり続ける患者さんのニーズに応えるため、着実に進化してきた。本日発表した変更は、私たちの次の時代への起点となるものだ。品質を損なうことなく、シンプルさ、スピード、効率性を向上させ、人生を豊かにする医薬品をいち早く患者さんにお届けしていく。
最後に、この場をお借りして、これまで優れたリーダーシップにより当社に貢献されたマルチェロ・アゴスティ、ムワナ・ルゴゴ、大薮貴子、トーマス・ウォスニフスキーに心から感謝を述べたい。

