
田辺三菱製薬は、6月2日から、田辺三菱製薬史料館において、開館10周年記念特別展「道修町くすりのはじまり展」と関連イベントを開催する。
史料館は、2015年5月12日に同社本社ビル(大阪市中央区道修町3-2-10)2階に開館し、田辺三菱製薬の歴史とともに、日本の医薬品産業の中心地として栄える大阪・道修町の歴史や医薬品産業の変遷を紹介してきた。
来場者は、本年3月末までに4万7000名を超え、多くの人々に支えられながら、今回、開館10周年を迎える。
また、田辺三菱製薬は、347年の歴史を有する日本で最も歴史ある製薬企業の一つで、本社ビルを構える道修町は、江戸時代から続く「くすりの町」として知られ、当時は国中の生薬が道修町に集まってきた。

特別展「道修町くすりのはじまり展」では、「はじまり」をテーマに展示を実施する。田辺三菱製薬の歩みのきっかけとなった「たなべや薬」について、また田辺三菱製薬の黎明期ともいうべき200年を支えた生薬から、現代の創薬にいたるくすりの歴史について学べる。
また、会期中により深く学べる関連イベント「道修町ワークショップ」を開催する。道修町とくすりの歴史に関する講演会と、薬研を体験しながら生薬がもととなったといわれる明治期のカレー粉を再現する体験会がセットになったワークショップだ。
くすりのまち道修町で、人々の健康を支えるくすりの歴史から現在までのつながりを学ぶ薬育ができる関連イベントとして企画される。


なお、田辺三菱製薬史料館開館10周年記念特別展および関連イベントは大阪市中央区役所後援のもと実施する。田辺三菱製薬はこれからも史料館を通じて地域社会により一層貢献し、大阪・道修町を起点にして、医療の未来を切り拓いていく。イベントの詳細、申し込み方法は次の通り。





申込方法:予約は史料館ウェブサイトからhttps://www.mtpc-shiryokan.jp/