エグザクトサイエンス代表取締役にペレ ステファン氏

ペレ氏

 がんスクリーニングおよび診断検査を提供する世界有数のヘルスケア企業のエグザクトサイエンスは9日、本年4月1日付けで代表取締役にペレ ステファン氏が就任したと発表した。また、本社を「虎ノ門ヒルズ 森タワー」に移転させたことも併せて明らかにした。
 ペレ氏は、これまで日本におけるサイティバのゼネラルマネージャーを務めていた。サイティバは、治療用抗体、細胞・遺伝子治療、mRNAワクチンなどのバイオプロセス技術を提供するリーディング企業だ。
 同氏は、30年以上にわたり複数のグローバルヘルスケア企業の日本法人に在籍し、個別化医療のための遺伝子検査を日本で初めて導入したことなど、数々の業績を残している。

◆ペレ ステファン氏のコメント
 がんの早期発見と治療の最前線を担うエグザクトサイエンスの一員となれることを光栄に思う。当社が開発した最先端技術は、日本のがん対策に大きく影響を及ぼす可能性を秘めていると確信している。日本における私たちの使命は明確です。最先端技術を具体的なソリューションへと転換し、がんの早期発見と、医師が個別化医療を提供できるように貢献していくことである。我々の使命を成功させるには、日本市場への揺るぎないコミットメントと多大な投資が必要である。
 本日、私たちの歩みにおける重要な節目となる日本の新オフィス開設を発表できることを大変嬉しく思う。この新オフィスは、日本の医療関係者、学術機関、そして業界のリーダーとのパートナーシップを推進し、コラボレーションとイノベーションの拠点となるだろう。
 エグザクトサイエンスは、患者さんにとって最先端のがん診断検査をより身近なものにすることで、がん早期発見及び治療の促進に貢献することを目指している。我々は共に、可能性の限界を押し広げ、日本国内のみならず世界中の患者さんの生活に意義のある変化をもたらすために、これからも努めていく。

◆コンロイケビンエグザクトサイエンスコーポレーションの会長兼CEOのコメント
 ペレ氏を日本の新たなリーダーとして迎えることができ、大変嬉しく思う。ヘルスケア分野での経験と確かな実績を持つペレ氏は、この重要な市場において当社のミッションをさらに浸透させていくために適任である。
 我々は、顧客のニーズに応える検査の開発に注力することで、社会に価値を提供している。我々のチームは、日本におけるがん医療、がん治療成績、そして地域社会の福祉の向上に尽力している。ペレ氏と共に、患者さんの生活に変化をもたらし、がんとの闘いを前進させていくことを楽しみにしている。

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