妊娠中の女性従業員対象にRSウイルスワクチン接種費用の補助開始 メディパルホールディングス

継続的に産後の子育てを支援

 メディパルホールディングスは7日、同社および同社グループ会社の一部が妊娠中の女性従業員を対象に、現在は自費接種である乳児期のRSウイルス感染を予防するRSウイルスワクチンの接種費用補助金の支給を実施すると発表した。
 RSウイルス感染症は、生後1歳までに50%以上が2歳までにほぼ100%がRSウイルスに感染するとされており、特に生後6ヶ月未満の乳児が感染した場合には、細気管支炎、肺炎など重症化する場合があるとされている。
 同費用補助金支給は、産後の子育てを継続的に支援することを目的に実施するもので、妊娠24週~36週の女性従業員のワクチン接種希望者を対象とし、3万円を上限に実費分を費用補助する。同費用補助金支給を行うことで、子どもの健康に関する不安を軽減し、少しでも安心して育児および仕事ができるようにサポートしていく。
 メディパルホールディングスの他、同費用補助金支給を決定したグループ企業は、メディセオ、エバルス、アトル、東七の医薬品卸企業4社である。これら5社では8月から同費用補助金支給を開始する。

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